ICT basics@近大工

PCの構成要素

  1. 演算装置:CPU(Central Processing Unit)
  2. 主記憶装置(メイン・メモリ):RAM (Random Access Memory)
    一時記憶(高価,高速,揮発性:電力供給が無いと消える)
  3. 補助記憶装置:SSD (Solid State Disk)やHDD (Hard Disk Drive)
    永続記憶(安価,低速,不揮発性:電力供給が無くても保持される)
  4. 入力装置:キーボード(標準入力:stdin)
  5. 出力装置:ディスプレイ(標準出力:stdout)

(注1)ソフト利用中の変更は主記憶装置(メイン・メモリ:RAM)に記録されており,補助記憶装置にファイルとして保存しなければ永続的に残らない。 保存とは永続的な記憶装置である補助規則装置にファイルとして保存すること。

(注2)コンピュータの標準入力はキーボードで,文字列(文字列ストリーム)である。 従って,プログラムでキーボードからの入力を数値として扱いたければ変換指定が必要である。 また,標準出力はディスプレイである。 コンソール・プログラムの標準出力は文字列(文字列ストリーム)なので, 数値(メモリ上では決められた形式の2進数)を例えば10進小数形式で出力したければ,原則!変換指定が必要である。

GUI(Graphical User Interface)

GUIはUserとPCのビジュアルなインターフェースで,マウスを利用して画面上でPCを操作する。 机(desktop)をメタファー(隠喩)したdesktop画面上に, ファイル,フォルダ,ソフトのショートカット,プリンタ等をアイコン(図形)で表示する。 例えば,ファイルを開くには画面上のファイルのアイコンをマウスでポイントして左ボタンダブルクリックする。 また,ある要素をマウスでポイントし, 右ボタンを押すと その要素に対して今可能な操作メニュー(コンテキスト・メニュー:文脈メニュー,別名:ショート・カット・メニュー)が表示される。

Windows Desktop

ファイル名と拡張子

例えば,Wordで作成した文書を保存する際には、ファイル名の入力が求められる。(例:微積分レポート20220415_近大太郎.docx) ファイル名の . 以降を拡張子と言い(例:docx),そのファイルの種類・形式を表し,OSは拡張子を見てどのアプリで開くか決めている。

色々なソフトと起動法

名前の分るソフトの起動法:Windowsキー Windows key を押すとデスクトップ画面左下の検索キーワード入力欄がアクティブになるので, Wordを起動するならwordと入力してEnterキーを押すと,検索結果でWordが選択状態になる。 ここで再度Enterキーを押すとWordが起動する。

Filer(File Manager):ファイル操作ソフト
  • Explorer(Windows)
    起動ショートカット = Windows keyキー + E
    (Windows keyキーを押したままEを押す)
  • Finder(macOS)
  • Nautilus(Ubuntu)
Browser:Web閲覧ソフト
Chrome, Edge, Safari, Firefox
ワープロ:文書作成ソフト
例:Word, Pages, Writer(LibreOffice), Google Document
Spreadsheet:表計算ソフト
例:Excel, Numbers, Calc(LibreOffice), Google Spreadsheet
プレゼンテーションソフト
例:PowerPoint, Keynote,Impress(LibreOffice), Google Slide

キーボード・ショートカット

  1. コピー:対象を選択して,CtrlCCtrlキーを押したままCを押す)
  2. ペースト(貼り付け):ペーストする箇所を選択して, Ctrl + V
  3. カット(切り取り):カットする箇所を選択して, Ctrl + X (カットされたものはメモリ内に保持されているので,ペーストできる。)
    なお,キーボード上で,Cの右隣にV,左隣にXがある)
  4. fileに保存:Ctrl + S
  5. undo(元に戻す:直前の操作の打ち消し):Ctrl + Z
  6. redo(やり直す:打ち消した操作の復活):Ctrl + Y
VS Code:メニュー項目の右にショートカット
shortcut menu

マウス操作

  1. クリック:左ボタンを1回押す。対象を選択。
  2. ダブル・クリック:左ボタンを2回連続して押す。ファイルやフォルダを開く。アプリを起動する。文章中では単語(文節)選択
  3. ドラッグ&ドロップ:対象をポイントして左ボタンを押したままマウスを動かす。選択対象の移動。
  4. 文章中でトリプル・クリック:1行選択(場合によっては1段落選択)
  5. 右クリック:対象をポイントして 右ボタンを押すと,その対象に今操作可能なメニュー(コンテキスト・メニュー)が表示される。
  6. 右ドラッグ&ドロップ:右ボタンによるドラッグ&ドロップ。選択対象の移動後に, コンテキストメニューが現れ,コピー・移動・ショートカットから選択できる。
  7. スクロール:ウインドウのスクロール・バーが表示されているときにホイールを回転させると,画面が上下にスクロールする。
  8. 拡大・縮小:ウインドウ内で,Ctrlキーを押しながらホイールを前方へ回転させるとウインドウ内の表示が拡大し, 手前へ回転させると縮小する。元に戻すには,Ctrlキーを押しながら 0(ゼロ)を押す(Ctrl +0)。

Windows OS「おすすめ」の設定

Explorer:Path表示,拡張子表示

Explorerを起動して,表示 -> オプション -> 表示
folder options pathfolder options extention

階層型ファイルシステム

path